生態園の自然 20240126_01

 2024/01/26(金)

 アオオビハエトリ

調査のためにコナラの幹に貼り付けた番号札をめくってみたら裏側に白くて平たい繭のようなものがありました。中にはクモが潜んでいました。突然の狼藉に驚いて“繭”から出てきたクモを見たら、アオオビハエトリでした。体長5ミリほどのクモで、網を張らずにアリなどの餌に飛びかかって捕食するハエトリグモの仲間です。網は張りませんがお尻から糸を出すことができるので、こうやって毛布のような“巣”を作って越冬しているようです。

(尾崎煙雄)

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