2024/06/20(木)
オオゴムタケ
黒い皿型の子実体が2つ出ていました。直径5センチほどです。場所はせせらぎの上流です。基物の材が黒く染まっていますが、これはオオゴムタケのしわざです。オオゴムタケはこの材を分解して養分を得ており、他の菌や細菌に横取りされるのを防ぐため、材の表面にメラニン化した菌糸を張り巡らせて侵入を防いでいると考えられています。森の中で表面が黒くて硬くなった材を目にすれば、ほとんどはこうした腐朽菌によるものです。


(栃原行人)
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(栃原行人)
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