生態園の自然 20241010_05

 2024/10/10(木)

 チュウゴクアミガサハゴロモ産卵痕

トウネズミモチの細い枝の下面に長さ3センチほどの白い筋が認められます。これはチュウゴクアミガサハゴロモの産卵痕です。雌成虫が産卵管で枝に傷をつけ卵を産みつけた痕です。産卵した後に綿状の蝋をなすりつけているため、白い筋となります。枝を折ってみると長さ1ミリほどの半透明の卵がありました。近くには腹部に白い綿状の蝋をつけた雌成虫がいました。

(尾崎煙雄)

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