2025/05/14(水)
カルガモ
舟田池にカルガモのつがいがしばしば飛来しています(写真)。14日には雌が営巣場所を物色しているような行動が見られ、うまくいけば舟田池の岸辺で営巣してくれるかもしれません。カルガモは雌雄同色と書かれることもありますが、野外観察でも性の識別は可能です。雌は雄に比べて一回り小さく、おしりのまわりの羽色が褐色みを帯びること(雄では光沢のある黒)、が特徴です。生殖羽に換羽している場合は三列風切のふちが褐色(雄と未換羽の雌では白色)であることも、春から夏にかけての繁殖期には手掛かりになります。

(小田谷嘉弥)
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