生態園の自然 20260408_01

 2026/04/08(水)

 カイツブリ

3月31日に、野鳥観察舎と舟田橋の中間地点のマコモ・ヒメガマ群落の中に巣材運びをしているのを確認しました。造巣行動を始めたけど、巣は見えない位置にあるようだと何人かの方にお話していました。しかし、そのあとよく見ていると、巣材だけでなく魚やアメリカザリガニを運んでいるのが見られ(4月2日の写真)、実はもうヒナが孵っているかも?と思っていました。今朝のセンサス調査中、今朝4羽の雛が親と一緒にヒメガマの外に出ているのを確認しました。雛のサイズの個体差がけっこう大きいです。親が8㎝ほどのモツゴまたはタモロコを給餌しているのも確認できました(写真、小さい雛には大きすぎて、何度か落として失敗した後に食べたようです)。

3月末から見られた巣材運びは、どうやら育雛巣(または抱雛巣)と言われる、雛を一時的に休ませるための巣づくりのもので、今日見られた一番大きい雛の日齢からざっくりさかのぼると、ちょうど1週間ほど前に孵化したのではないかと推測されます。さらに逆算すると、抱卵開始は3月10日ごろで、人に(少なくとも私には)気づかれずに繁殖を始めていたことになります。

  • 2026/4/2撮影

(小田谷嘉弥)

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