
ネズミ類
房総丘陵の森にはアカネズミとヒメネズミという2種の野生ネズミが生息しています。写真や動画でこれらの2種を見分けるのは難しいので、ここではまとめて「ネズミ」と呼んでいます。どちらも日本固有種で、北海道から九州に分布します。千葉県内では房総丘陵から平野部に広く分布しています。アカネズミの場合、頭からお尻までの長さは80〜140ミリで、尾の長さは70〜130ミリです。ヒメネズミの場合は、それぞれ65〜100ミリ、尾長70〜110ミリです。アカネズミの方が若干大きく、身体に対する尾の長さの比率が小さいという特徴がありますが、見た目での判断は困難です。夜行性で、どちらかといえばアカネズミはおもに地表、ヒメネズミは地表と樹上で活動します。雑食性で草や木の実や種子、昆虫などを食べます。
- アカネズミ Apodemus speciosus(ネズミ科)
- ヒメネズミ Apodemus argenteus(ネズミ科)
- 2014/05/11 君津市立三島小学校にて 大木淳一撮影

- 2012/09/16 君津市宿原にて 小泉香代子氏撮影

- 203/09/27 君津市立三島小学校にて 大木淳一撮影

- 2006/10/02 君津市立三島小学校にて 大木淳一撮影

- 2012/08/20 清澄山にて 尾崎煙雄撮影

- 2012/08/20 清澄山にて 尾崎煙雄撮影