一度根を張った場所から動くことができない植物は、タネをより遠くに散布するための様々な工夫を凝らして、分布を広げています。本展示では、生態園で見られる身近な植物を中心に、色々なタネとその散布方法を、タネの冒険の旅に見立てて紹介します。
▶ 風にのる! 風散布
▶ 動物にはこんでもらう! 動物散布
▶ 水といっしょにながれる! 水散布
▶ とばしてもらう! 自動散布
▶ 下におちる! 重力散布
▶ ところ変わればタネも変わる?
▶ このコンテンツについて
「タネ」について
ここで「タネ」と呼んでいるものは、正確には「果実」か「種子」のどちらかです。どちらの状態で冒険する(=散布される)のかは、植物によってさまざまです。例えば、綿毛で飛ぶタンポポの「タネ」は果実ですが、松ぼっくりから翼で飛ぶアカマツの「タネ」は種子です。このコンテンツでは、まとめて「タネ」と呼んでいます。