No. | 資料系 No. | 分野 | 資料(群)名 | 点数 | 資料概要 | 詳細 情報 |
49 | 歴史-1 | 埋蔵文化財 | 浅間山古墳石室出土遺物 | 一括(94箱) | 浅間山古墳は龍角寺古墳群最大の終末期前方後円墳であり、石室前庭出土の一括遺物は重要な歴史的な意味を持っています。千葉県指定有形文化財に指定されています。 | ○ |
50 | 歴史-2 | 埋蔵文化財 | 荒海川表遺跡出土遺物 | 一括(35箱) | 関東地方最後の貝塚である荒海表遺跡出土品は、縄文時代から弥生時代への変化を知る上で欠かすことができません。 | |
51 | 歴史-3 | 埋蔵文化財 | 石器石材標本 | 一括(109箱) | 千葉県から出土する後期旧石器時代の石器の素材となった石材を集めたコレクションで、標準資料としての意味を持ちます。 | |
52 | 歴史-4 | 製作資料 | 笠森寺模型 | 1点 | 長南町にある笠森寺観音堂のジオラマです。観音堂は16世紀末の建立の四方懸造で、重要文化財に指定されています。 | ○ |
53 | 歴史-5 | 製作資料 | 成田山新勝寺レプリカ | 1点 | 幕末の新勝寺と門前町を精密に復元したジオラマで、往事のよすがをしのぶ資料として重要です。 | |
54 | 歴史-6 | 美術工芸 | 日本博覧図千葉県前編・後編 | 一括(約400点) | 明治時代中期に制作された銅版画集で、名所旧跡や寺社、豪農・豪商などが多数収録され、当時の景観を知る上での一級資料です。 | |
55 | 歴史-7 | 美術工芸 | 職人尽絵九十六図貼交屏風 | 6曲1隻 | 1枚に2種ずつの職人を描いた48枚を貼交ぜたものです。大和絵系の絵師が17世紀末に描いたものと推測され、江戸時代前期の職人の風俗を知る上で重要な資料です。 | |
56 | 歴史-8 | 美術工芸 | 洛中洛外図屏風 | 6曲1隻 | 16世紀中期以降、数多くの洛中洛外図屏風が製作されますが、当資料は江戸時代初期のもので、当時の京の景観や風俗がつぶさに描かれています。 | |
57 | 歴史-9 | 美術工芸 | 小金牧鹿狩図屏風 | 1隻 | 下総国の小金牧で、幕府の将軍らが、鹿狩(ししがり)をする様子を描いた屏風です。狩りをする武士の様子や逃げる獲物の様子が詳細に描かれ、さらに当時の植生など自然の様子をうかがうこともできます。 | |
58 | 歴史-10 | 古文書 | 房総数学文庫 | 一式 | 旭市に伝わる和算関係の資料集で、数学者花香安軒の一門が編纂したものです。443冊からなり、千葉県指定有形文化財に指定されています。 | |
59 | 歴史-11 | 古文書 | ペリー日本遠征記 | 3冊 | ペリー艦隊の正式報告書です。航海や寄港地の出来事や風俗習慣だけではなく、動物・植物・天文などの調査・研究成果が、カラーのイラストとともに詳述されています。19世紀中葉の米国外交が軍事一辺倒でなかったことを示す貴重な資料です。 | |
60 | 歴史-12 | 古文書 | 海夫注文(複製) | 1点 | 14世紀の「香取の海」の湊と領主の名が記載され、広大な内海の広がりと、そこで生活する漁民の存在を示す資料です。香取大禰宜家文書(重要文化財)の複製です。 | |
61 | 歴史-13 | 古文書 | 波多沢村検見帳(複製) | 1点 | 中世の金沢称名寺領の村(木更津市)の年貢などの台帳です。富津から東京湾を隔てた対岸の湊まで、輸送業者が介在していることを示す貴重な資料です。神奈川県立金沢文庫所蔵文書の複製です。 | |
62 | 歴史-14 | その他 | 伊能忠敬測量器具(複製) | 7点 | 初めて本格的な日本地図を作成した伊能忠敬の測量器具の複製です。実物(伊能忠敬記念館保管)は、他の関係資料とともに、国宝に指定されていることから、本館の精密な複製資料の貸与希望が多くなっています。 | |
63 | 歴史-15 | その他 | 焼夷弾 | 1点 | 1945年7月、米軍が千葉市空襲で使用したものです。中に可燃性液体を入れて、上空より大量に投下し、市民や家屋の無差別な焼失をねらったものです。他に残存例があまりない貴重な資料です。 | |