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【冬−2】

東都三十六景    亀戸天満宮

 絵 師: 歌川豊国(三代)
      (コマ絵は歌川国久)
 生没年: 天明6年〜元治元年
      (1786〜1864)
 制作年: 安政4年(1857)
収蔵番号: 26




正月飾りに使うのか、ウメとフクジュソウの寄せ植え鉢を軽々と片手で掲げて、植木売りの横を通り過ぎる女性が描かれています。彼女が振り向いて見ているのは赤い実のついたナンテン、オモト、それにウメと同じく染付の鉢に植えられたゴヨウマツの盆栽です。「江戸名所百人美女」は三代豊国晩年の代表的な美人画で、囲みの中には門人の国久が江戸各所の風景画を描いています。
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