いつもお世話になっている豊英にある旅館のご主人に、ハチクのタケノコ掘りに連れていっていただきました。
   ちょっと急な斜面を下りると、２０〜３０センチ位のタケノコがニョキニョキと生えていて取り放題でした。
   ハチクはマダケととても良く似ていますが、ハチクのほうがタケノコが生える時季が早いことやタケノコの皮が少し紫色っぽく黒褐色の斑点がないこと（マダケには斑点がある）などにより区別できます。
   「ハチクはモウソウチクのようにアク抜きをしなくてもそのまま食べられる」とご主人がおっしゃていた通り、クセがなく非常に美味でした。

（Ｔ）

　ハチク　Phyllostachys nigra var. henonis （イネ科マダケ属）