No.225 2004/12/1(水)
沢沿いの洞窟は・・・
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小糸川の支流を歩くと突然目の前に洞窟が現れた。 傾いた白い地層に沿って見事に掘られている(写真1)。奥行きは11メートル程。対岸も傾いた地層に沿って2段に掘り込まれている(写真2)。 この地層のかけらを手にとって指で磨りつぶすとショリショリと音がする。クレンザーを触っているようだ。 白い地層の正体は火山灰。しかも天然のガラスが多量に含まれている。精米機ができるまでは玄米にこの白い粉を混ぜて、ついて精米したらしい。この地域では『つき粉』と呼ばれ、この沢まで採りに来たそうだ。 (大木淳一) |
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![]() 写真1 |
![]() 写真2 |
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