No.315 2005/10/23(金)
アリも秋は収穫祭!
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三島小学校の花壇に目をやるとセカセカと何かをくわえて歩いているアリがいた。クロナガアリだ。働きアリの体長は約5mm。餌となる小さな種を黙々と巣へ運んでいたのだ。 このアリは1年に2度姿を見せる。春の結婚飛行と秋に餌となる雑草の種を収穫する時だ。この時期以外は巣口をふさいで地中で生活している。しかもこのクロナガアリは深さ4mもの巣を地中に掘るらしい。地中に種をしまい込んで、それが芽ばえたり、腐ったりして酸欠にならないのだろうか?不思議なものだ。 (大木淳一) |
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クロナガアリ Messor aciculatus(アリ科) |
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