No.330 2006/01/20(金)
真冬の交尾
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今日の三島小教室博物館は一段と寒い!と思いながら外を眺めると、子どもたちは植木鉢をどけながら何かを探していた。そのうち子どもたちが教室博物館へなだれ込んできた。 「ヒメツチハンミョウがたくさん捕れたよ!」 土を入れた水槽にヒメツチハンミョウが5、6匹入っていた。他の子も同じくらい捕っていた。 「冬眠中なんだから可哀想・・・」と思いながらながめていると、交尾中のペアが目に入った。子どもたちが見つけたときには、すでに交尾中だったらしい。枯れ枝ですくい上げても離れないほど、しっかりくっついていた。 ある図鑑を見ると『成虫で土中に越冬し、翌年早春から初夏にかけて現れ交尾産卵する』と書いてあった。今は明らかに冬だ。これってどういうことなのだろうか? また、三島小の子どもたちから図鑑に載っていない新事実を教わった。 (大木淳一) |
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ヒメツチハンミョウ Meloe coarcatus (ツチハンミョウ科) |
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