No.406 2006/08/26(土)
クロアナバチ
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自然観察路の入り口あたり。道ばたの砂地にたくさんの黒いハチが飛び交っているのが目にとまった。近づいてみると、体長3センチほどの黒いハチが地面にあいた巣穴に出入りしている。クロアナバチだ。2メートル四方ほどの砂地に40〜50くらいの巣穴がある。かなりの密度だ。 別の巣穴では自分の身体よりも大きなクサキリを運び込むところ。このハチはクサキリなどのキリギリス類を狩り、針で刺し麻酔して幼虫の餌とする。少なくとも巣穴の数だけの餌が必要なはずだから、周りにはたくさんのクサキリがいるということか。 (尾崎煙雄) |
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クロアナバチ Sphex argentatus fumosus(アナバチ科) クサキリ Ruspolia lineosa(キリギリス科) |
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