No.432 2007/01/08(木)
アカガエル産卵
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今年のアカガエルの産卵が始まってしまった。清和県民の森の中にある水田でヤマアカガエルの卵塊を4個発見した。例年なら1月下旬に産み始め、3月まで産卵が続くのだが、この冬は異例に早い。1月6日に房総半島沖を通過した低気圧がもたらした雨と南風が引き金になったようだ。 木更津の市街地に近い水田でもアカガエルが産卵したと、NPO法人房総自然博物館の直井さんが教えてくれたので、見に行った。こちらはニホンアカガエル。どちらもよく似た卵塊だが、産まれて数日以内の卵塊ならば手で触ってみれば区別がつく。ニホンアカガエルのはぷりっとして硬く、手のひらですくい上げることができる。ヤマアカガエルの卵塊は手ですくってもゼリー質が流動的で指の間から流れてしまう感じ。 (尾崎煙雄) |
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![]() ニホンアカガエルの卵塊 |
![]() ヤマアカガエルの卵塊 |
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ヤマアカガエル Rana ornativentris(アカガエル科) ニホンアカガエル Rana japonica(アカガエル科) |
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