翅が生えたアリで大きめなのが女王アリ候補、小さくて触角と脚が白いのがオスアリだ（写真1）。
この地域で一斉にサムライアリが結婚飛行するのだろうな〜と思いながら旅立つ翅アリを見送った。また巣口へ目をやると、何やら慌ただしい。巣から出てきた翅アリを働きアリたちが必死に巣へ戻そうとしているのだ（写真2）。
折角、旅立っても他の巣のサムライアリが飛んでなければ交尾できず、鳥などの外敵の餌になるだけだ。今日はまだ旅立つには早いのだろうか？微妙な駆け引きが巣の中で行われているらしい。毎日観察できれば状況が分かるのだが・・・
（大木淳一）
