No.517 2008/01/20(日)
ヤママユの繭
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うすいクリーム色をした繭を見つけた。ヤママユの繭だ。 ヤママユの成虫は10センチを超える大きな蛾。秋に羽化する。幼虫は野生のカイコ(天蚕)の一つとされ、コナラ、クリなどの葉を食べる。 この繭からとれる天蚕糸は、家蚕に比べて太く、また、一つの繭からとれる糸の長さは家蚕の約半分。 天蚕糸を織った布は天蚕布と呼ばれ、淡い緑色で美しい。しかし、天蚕の飼育が難しいことも手伝い、非常に高価だ。 (島立理子) |
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ヤママユ Antheraea yamamai(ヤママユガ科) |
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