No.586 2008/09/05(金)

 アナバチの狩りだ!


dummy  三島ダム湖が干上がっているので、その上流の豊英ダム湖の様子を観察しに出かけてみた。ダム湖はまだそれほど水位が下がっていないので安心して湖畔から道を引き返した。その途中、足元をよく見ると1cm前後の穴がたくさん空いていた。アリの巣では無さそうだ。
 すると一匹のハチが何か獲物を捕らえて、穴の中へ入れようとしていた(写真1)。体長は3センチぐらいだろうか。その大きさで飛んでくると迫力がある。 別な穴でも同じ種類の獲物をとらえたハチを見つけた(写真2)。
 その様子を撮影し、ハチ専門の学芸員にみてもらった。するとクロアナバチがオナガササキリらしきものを捕まえたとのことだ。
 ハチの種類によって獲物が異なるらしい。写真だけでは同定は難しいので両方とも採集してくるようにと指令を受けた。
 ハチを捕まえるのは苦手だな〜(+_+)
 (大木淳一)
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dummy 写真1

写真2
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 クロアナバチ Sphex argentatus(アナバチ科)

 オナガササキリ Conocephalus gladiatus(キリギリス科)

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