No.909 2011/01/14(金)

 炭焼き


dummy  今年も炭焼きが始まった。三島小学校の恒例行事だ。校庭の隅には立派な炭焼き小屋がある(写真1)。炭焼きの先生は近くに住むおじいさん。現役の炭焼きさんではないとはいえ、プロの技術指導。窯の煙突は勢いよく煙を噴き上げ(写真2)、あたりには酸っぱいような木酢のにおいが立ちこめている。5年生が水銀温度計で煙の温度を測り、炭材の燃え具合を調べている。小さなのぞき窓から中をうかがうと、真っ赤になった炭材が「ちりちり」と音を立てている(写真3)。この日の夜には煙突を外し、粘土で窯を密閉して蒸し焼き工程に入る。焼き上がりにはまだ1週間以上かかるそうだ。
 (尾崎煙雄)
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写真1
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写真2
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写真3
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