No.1023 2012/05/11(金)

 初夏の紅葉


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 この季節、樹木の赤い葉が目立つ。赤いのはどれも展開途中の新しい葉で、葉が生長するにつれて赤みは薄れ緑色に変わる。その代表はその名もアカメガシワ(写真1)だが、少し気をつけてみるといろいろな木の赤い新葉がみつかる。この日みたのは、フサザクラ(写真2)とヌルデ(写真3)。新葉が赤いのは、成長途上のまだ弱い葉を紫外線から守るためと考えられている。私達が使う日焼け止めと似たようなものか。
 (尾崎煙雄)

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写真1 アカメガシワ
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写真2 フサザクラ
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写真3 ヌルデ
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 アカメガシワ Mallotus japonicus(トウダイグサ科)

 フサザクラ Euptelea polyandra(フサザクラ科)

 ヌルデ Rhus javanica(ウルシ科)

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