No.1067 2012/10/24(水)
ウチワゴケ
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清澄山系の暗く湿った森の中。地表の岩を覆うウチワゴケ(写真1)。コケのようにも見えるが、これはシダ植物だ。拡大してみると、うちわ形の葉が密生しているのがわかる(写真2)。一枚の葉の大きさは親指の爪くらい。葉の質は薄く透明感がある。葉の下には根茎が縦横に伸びて岩の表面を覆っている。葉の表面に見える小さな杯形のものは「包膜」。この中に胞子のうがある。 |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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ウチワゴケ Crepidomanes minutum(コケシノブ科) | ![]() |
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