No.1141 2013/05/08(水)
アカヒゲドクガ
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この晩は清澄山系の森で夜間調査。灯火に来たガの名前を専門家に教えていただいた。感激したのはアカヒゲドクガ(写真1)。珍しい昆虫ではないが、成虫を見たのは初めてだ。このガの幼虫はとても目立つ。黒く長い毛と羽毛状の白い毛をまとう6センチほどの大型の毛虫で、かなり怖ろしげな見た目だ(写真2;2011年7月撮影)。じつは無毒で触り心地はよいのだが、同意してくれる人は少ない。これがその成虫と教わって、その小ささが意外であった。成虫は頭から羽根の後端まで4センチほど。あの幼虫がこんなに縮んでしまうのか。成虫の頭や足には毛がふさふさ生えていてかわいい(写真3)。名前の通り触角が赤いのを知って納得した。 |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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![]() 写真3 |
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アカヒゲドクガ Calliteara lunulata(ドクガ科) | ![]() |
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