No.1153 2013/06/05(水)
イイギリの花
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渓流のよどみの水面を白っぽい何かが覆っていた(写真1)。間近で見るとひとつひとつが花であることがわかる(写真2)。イイギリの花だ。直径1センチ弱で多数の雄しべが放射状に伸びている。イイギリは雌雄別株で、これは雄株の花。頭上を探すと房状の花をたくさんつけたイイギリの木がみつかった(写真3)。イイギリは樹高20メートルを超える大木になる。咲き終わった雄花を落としたのだろう。それにしても量が多い。大きな木にはいったいいくつの花を咲かせるのだろう。この「落ち花」を利用する動物はいるのだろうか。 |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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![]() 写真3 |
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イイギリ Idesia polycarpa(イイギリ科) | ![]() |
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