No.1177 2013/08/28(水)
クロメンガタスズメ
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清澄山系の昆虫調査の一環で灯火採集をした。夜半過ぎ大きなスズメガが訪れた。クロメンガタスズメである(写真1)。胸部の背面にある模様が人の顔のように見えるのが「メンガタ」の由来(写真2)。元来南方系の昆虫で、千葉県では数年前から定着している。幼虫はナス、トマト、ゴマなどの植物を餌とし、成虫はミツバチの巣に侵入して蜜を吸う。その生態から考えてこの山中にいるのは意外な気がする。 |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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クロメンガタスズメ Acherontia lachesis(スズメガ科) | ![]() |
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