No.1200 2013/11/13(水)
山の上にタンカー
今日は一段と冷え込みが強く空気が澄んでいるため、色づき始めた房総丘陵を撮影しようと養老渓谷の展望台へ上がってみた。今年の5月8日同様、スカイツリーや東京湾はもちろん綺麗に見えたが、東へ目を向けて驚いた。 房総丘陵の山なみ上に真っ平らな青い線が見えたのだ。もしかしてと思い双眼鏡で観察すると、やはり水平線が見えていて、タンカーも目に入った(写真1)。太平洋だ。 さらに木々の隙間からは写真2のようにうっすらと屏風ヶ浦や飯岡の風力発電の風車が見えた。その距離およそ75km。今まで遠いようになイメージだったが、こうやって見えると案外身近に感じるものだ。房総丘陵ではちょっと高いところに上ると千葉県を一望できる。低い山なみをもつ千葉県ならではの醍醐味だ。 (大木淳一)