No.1289 2014/09/03(水)
サギの嘴とアマガエル
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サギが集結している田んぼを見つけた(写真1)。田んぼの回りから稲を刈っていくと、カエルや昆虫は内側へ逃げるためだんだん集まっていく。刈り終わった後に逃げ惑う獲物をサギが狙っているのだ。案の定、この日はダイサギ、コサギ、チュウサギ、アマサギなど30羽ほどが集まり、カエル、昆虫、ドジョウなどをついばんでいた。私はその様子を撮影し、画面で確認してビックリした。チュウサギに捕まったアマガエルが嘴にしがみついていた(写真2)。これでは食べにくそうだが、サギは嫌がる様子もなく、一度水洗いをして飲み込んでいたので苦にならないようだ。鳥の嘴の表面は、カエルの吸盤がくっつかないような構造なのだろうか?それとも食べ方が上手なのだろうか? |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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ダイサギ Ardea alba(サギ科) コサギ Egretta garzetta(サギ科) チュウサギ Ardea intermedia(サギ科) アマサギ Bubulcus ibis(サギ科) ドジョウ Misgurnus anguillicaudatus(ドジョウ科) ニホンアマガエル Hyla japonica(アマガエル科) | ![]() |
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