清和公民館で行われた文化祭の時に鹿野山のＫさんに写真を頂いた。枯れ木の上で交尾するヤマナメクジの写真。撮影地はご自宅近くとのこと。
　ナメクジは雌雄同体で、写真のように白っぽい生殖器をお互いに接触させて精子を交換し交尾を行う。その後、それぞれが産卵する卵を産む。相手が見つからない場合は自家受精も可能らしい。
　そういえば、私自身はヤマナメクジを2006年10月の「山の学校」の時以来、ずっと見ていない。すごく珍しい動物と言うわけではないので、もしかすると数が減っているのかも知れない。
　（小田島高之）

　ヤマナメクジ　Meghimatium fruhstorferi（ナメクジ科）