No.1323 2015/01/16(金)

 イノシシの死臭


dummy

 養老渓谷を歩いていると、急にツンと鼻をつくような臭いがしてきた。『ケモノのウンチでも踏んじゃったかな?』と思ったが、足元や辺りを見回したが見当たらなかった。たまに息を止めたくなるようなアンモニアのような強烈な臭いもしたので『もしかして死体?』と感じて周囲をゆっくり観察すると、川原にイノシシの腐乱死体が転がっていた。かなり白骨化しているが、近寄ると目に染みるような臭いだった。この季節なら腐敗の進行は遅いと思うので、養老渓谷の季節の移ろいとともに、死体の様子も観察することにしよう。
 (大木淳一)

dummy
dummy
dummy
dummy

 イノシシ Sus scrofa(イノシシ科)

dummy


ニュース一覧へもどる