No.1367 2015/06/07(日)
ハクウンボク
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房総丘陵のもっとも奥まった渓谷にハクウンボクを探しに行った。ハクウンボクは山地帯の落葉広葉樹林に生育する樹木で、標高の低い房総ではきわめて稀だ。氷河期からの生き残りと考えられる。急な斜面を用心深く降り、狭い谷底をしばらく遡った先の崖の上に目的のハクウンボクが生えていた。写真1の右手の崖だ。陽光を浴びた丸い大きな葉の柔らかな緑色が美しい(写真2)。純白の花が満開になった様子を白い雲に見立ててハクウンボクの名が付けられたという。残念ながら花の時期は終わっていたが、若い果実が房状に実っていた(写真3)。 |
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![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
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![]() 写真3 |
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ハクウンボク Styrax obassia(エゴノキ科) | ![]() |
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