No.1394 2015/10/24(土)

 トビのねぐら入り


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 観察会を終えた帰り道、夕焼けが綺麗だったので空を見上げると、何かがたくさん飛んでいた。カラスにしては大きかったので、車を止めて様子をうかがうことにした。翼を広げて上空を優雅に飛ぶ姿はトビだった。しかも30〜40羽くらいがまとまって飛んでおり、やや遠いところでもまとまっていたので全部で70羽以上いたようだ。これはトビが集団でねぐらを形成するために集まったもので、秋冬に見られる光景だ。トビは翼を広げると160cm程の大きさなので迫力満点だ。これから日没が早くなり寂しい季節がやってくるように思えるが、空を見上げてトビのねぐら入りに出会えると秋冬の観察も楽しくなりそうだ。
 (大木淳一)

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 トビ Milvus migrans(タカ科)

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