No.1401 2015/12/09(水)

 カワセミ


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 小糸川を歩くと下流側から「チーッ チー」と甲高い声が聞こえてきた。私はカワセミが近づいてきたと思い、木陰に身を潜めて15mほど離れた水面につきだした枯れ木に向かってカメラを構えた。すると5分後にカワセミが飛んできて偶然にもその木に止まってくれた。この時期の渓谷は暗いので羽根の金属光沢の青色はとても美しかった。その後30秒ほどすると上流へ飛んで行ってしまい、残念ながら水中に飛び込む様子は観察できなかった。早春の繁殖期以降、活動が活発になると採餌の様子を観察するチャンスが増えるかもしれない。今のうちにカワセミが止まりそうなポイントを探したくなった。
 (大木淳一)

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 カワセミ Albedo atthis(カワセミ科)

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