No.1407 2016/01/06(水)

 アオサギとコジュケイが…


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 シカの死体と出会った後、上流へ進むとアオサギの羽が散乱している現場に遭遇した(写真1)。アオサギは背丈が90cm、翼を広げると160cmになる大きな鳥だ。これを襲う生きものは何だろうと思いながら足跡を探したが分からなかった。
 悶々としながらさらに上流へ遡ると、川原にコジュケイの死体が転がっていた(写真2)。コジュケイは30cmに満たない鳥で羽の模様が美しい。一見、目立った外傷は見当たらないが、100m程下流の川原でコジュケイの羽を数枚見つけていたので、何か関係があるのだろうか?
 死因を考えると悶々とすることが多かったが、暖冬と騒がれているとはいえ、生きもの達が冬を過ごす厳しさを考えさせられた。
 (大木淳一)

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写真1
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写真2
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 アオサギ Ardea cinerea(サギ科)

 コジュケイ Bambusicola thoracic(キジ科)

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