No.1437 2016/05/12(木)

 コンニャクの花


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 畑の中に、その場には似つかわしくないような派手な花が咲いていた。コンニャクの花だ。
 コンニャクイモと呼ばれる地下の塊茎を、煮つぶして固めたものがコンニャクである。
 春にイモの部分を植えつけし、秋に収穫する。これを3年から4年繰り返したものが加工に使われる。
 畑で花を咲かせたコンニャクは、おそらく昨年秋に堀り残してしまったものなのだろう。
 コンニャクはサトイモ科の植物で、これを食用として利用しているのは日本、韓国、中国など東アジアの国々だけである。
 ちなみに、原産は東南アジアである。この派手な花も原産地を聞くと納得できる。
 (島立理子)

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