No.1442 2016/05/27(金)
アケビコノハの繭
4月29日に見つけたアケビコノハの幼虫は、5月6日に同僚の目撃情報を最後に姿をくらましてしまった。きっと、どこかで繭になっているものと思い探していたが、手の届く範囲では見つからなかった。 意を決してはしごに登り、屋根に近い上の方を探したところ、葉を綴って作られた巣のようなものがいくつか見つかった(写真1)。そっと葉を開いてみると中には粗く編まれた繭があった。 葉柄の付け根で取り外し、教室の中でよく見てみたが繭の中の様子はよく分からない(写真2)。 繭は葉柄ごと飼育ケースに入れ、羽化を待つことにした。 (小田島高之)
ミツバアケビ Akebia trifoliata(アケビ科)
アケビコノハ Eudocima tyrannus(ヤガ科)