No.1612 2018/6/8(金)
大戸場滝(豊英(とよふさ)大滝)
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清和県民の森の中にあるこの滝に行かれた方も多いと思うが,二段の滝の前に平坦な面ができている(写真1)。平坦な河床は砂岩でよく見ると平行なしま模様が見える。(写真2)。これはタービダイトと呼ばれる砂岩の中の流れ模様で、約500万年前の海底土石流の跡である。平坦になっているところはこの砂岩が周りよりも厚くなっていて、そんなちょっとした地質の違いがこのような滝を作っていると考えるとおもしろい。 |
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![]() 写真1 少し出っ張ってる部分は砂岩より硬い泥岩。 泥岩と泥岩の間が砂岩。 |
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![]() 写真2 写真右側が地層の上位。砂岩の中部には泥岩の礫が挟まっている。 |
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