No.1664 2019/1/25(金)

 外国産ヒラタクワガタ


dummy

 三島小の生徒のA君が教室博物館にクワガタの死体をもってやって来た。ヒラタクワガタの仲間だ(写真1)。

 A君「飼っていたクワガタが死んじゃったから、標本にしてください。」
 私「おお、すごい。ヒラタクワガタみたいだね。君がどこかで捕まえたの?」
 A君「ううん、UFOキャッチャーで取ったの。」
 私「へえ、UFOキャッチャーに生きたクワガタが入ってたの。」
 A君「そう。」

 A君の持って来たクワガタは体長90ミリほどの大型で、どうみても外国産のヒラタクワガタだ(写真2)。UFOキャッチャーの景品になっていたとは驚いたが、ちゃんと死ぬまで飼って、死体を博物館に持って来てくれたA君は偉いと思う。飼いきれなかったり、飽きたりして生きた外国産クワガタを野山に放してしまうと、日本在来種の脅威になってしまう。

 (尾崎煙雄)

dummy
dummy
写真1
dummy
dummy
写真2
dummy
dummy

 ヒラタクワガタの一種 Dorcus sp.(クワガタムシ科)

 


ニュース一覧へもどる