No.1689 2019/4/17(水)

 シャグマアミガサタケ


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 清和県民の森にて。スギ植林の林床で丸めた茶色い紙くずのような塊をみつけた(写真1)。およそ直径6〜7センチのこの塊はキノコの1種、シャグマアミガサタケだ。「脳のような」と形容されるその形状はいささか奇怪な印象を受ける(写真2)。
 その印象に違わず、シャグマアミガサタケは毒キノコとして知られる。名前が似ているアミガサタケ(写真3)は同じチャワンタケ目に属すが、こちらは食用になる。両種を知っていれば見間違える可能性は低いと思うが、アミガサタケと間違えて食べないように気をつけたい。
 (尾崎煙雄)

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写真1
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写真2
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写真3
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 シャグマアミガサタケ Gyromitra esculenta(フクロシトネタケ科)

 アミガサタケ Morchella esculenta(アミガサタケ科)

 


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