No.17** 2019/07/03(水)
イヌセンボンタケ
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清澄山系にて。倒れたスダジイの大木の根元付近でほとんど陽の当たらない暗がりに無数のキノコが生えていた(写真1)。 |
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![]() 写真1 |
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このキノコはイヌセンボンタケだ(写真2)。「千本」の名の通り、おびただしい数が群生するのが特徴だ。傘の直径は大きいもので1センチほど。柄の長さは4〜5センチほど。 |
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![]() 写真2 |
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この倒木の周囲には大小いくつもの群生が見られた(写真3)。どうやらイヌセンボンタケの菌糸はこの倒木全体に広がっているようだ。 |
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![]() 写真3 |
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翌週、同じ倒木を見に行くと、多数の白いキノコが生じていた(写真4)。指でさわるとゴムのような硬めの弾力のある感触である。どうやらイヌセンボンタケの幼菌のようだ。キノコの専門家に尋ねたところ、同じ場所で繰り返し発生することもあるらしい。 |
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![]() 写真4(7/11撮影) |
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イヌセンボンタケ Coprinellus disseminatus (ナヨタケ科) |
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