2020/01/24(金)
イノシシ
三島小学校にて。木造校舎の裏の地面がでこぼこになっていた(写真1)。一面に土が掘り返され、まるでトラクターで耕したばかりの畑のようだ。

- 写真1
掘り返された場所では植物の根があらわになり、ところどころ引きちぎられたようにみえる(写真2)。どうやらイノシシの仕業のようだ。

- 写真2
近くには糞が落ちていた(写真3)。この長さ10センチほどの立派な糞はイノシシの物に間違いない。さまざまな野生動物が生息する三島小学校の周辺では、近年イノシシも多く、農業被害が問題となっている。

- 写真3
地域の方々はイノシシなどの野生動物から作物を守るために田畑の周囲に電気柵を張ったりしている。三島小の子どもたちが野菜を育てている畑は、被害を防ぐために金網で囲ってある(写真4)。

- 写真4
金網のすぐ外側にもイノシシが土を掘り返した跡が見つかった(写真5)。金網がなければ作物はひとたまりもなかっただろう。

- 写真5
- イノシシ Sus scrofa(イノシシ科)
(尾崎煙雄)