2020/09/03(木)
ニホンマムシ
大多喜の山中にて。尾根道のスダジイの根元でニホンマムシを見つけた(写真1)。ゴツゴツと波打つような大木の根元にできた窪みは、ヘビがとぐろを巻くのにちょうど良い場所のようだ(写真2)。

- 写真1

- 写真2 矢印はニホンマムシが居た窪み
私の気配に気付くと尻尾の先を細かく振るわせ始めた。尻尾の先を振るだけで、体は逃げ腰でこちらに飛びかかってくる様子はない(動画)。とはいえ、尾を振るわせて威嚇しているマムシに近寄るのは危険だ。マムシが飛びかかれない距離を保ちながら撮影した後、そっと立ち去った。
- 動画
- スダジイ Castanopsis sieboldii(ブナ科)
- ニホンマムシ Gloydius blomhoffii(クサリヘビ科)
(斉藤明子)