フィールドノート No.2192

 2022/10/20(木)

 シマヘビ

 高宕山系にて。この日は暖かい日差しを浴びて気持のよい山歩きができた。道脇の日だまりにシマヘビを見つけた(写真1)。まだこちらの気配は気づかれていないようだ。

シマヘビ
  • 写真1

 日差しを浴びてシマヘビは活発に活動していた。さかんに舌を出し入れして獲物の臭いをさがしているようだ。近くにいたトカゲ(ヒガシニホントカゲ)の動きに反応して飛び掛かったが、すぐに逃げられていた。シマヘビの主食はカエルだが、トカゲも食べるのだろうか。

 その後、トカゲを深追いすることもなくまた舌を出し入れしながら探索していたが、しまいには私の気配に気づき、大急ぎで道を渡って逃げていってしまった(写真2)。

逃げていくシマヘビ
  • 写真2
  • シマヘビ Elaphe quadrivirgata(ナミヘビ科)
  • ヒガシニホントカゲ Plestiodon finitimus(トカゲ科)

(斉藤明子)