フィールドノート No.2235

 2023/12/14(木)

 河原で拾った、クジラの脊椎骨の化石

 館山市内にて。河原を歩いていると、薄茶色の物体が落ちていたので足を止めた(写真1)。

  • 写真1 薄茶色の物体(スコップの柄の長さは約10.5センチ)

 クジラの脊椎骨だ。この近くにある崖の下でクジラの骨の化石を拾ったことがある(フィールドノート No.2231)。手に持つと現生のクジラの骨にしては重い。やはり化石だったので、標本として持ち帰った。たわしでゴシゴシ洗うときれいになった(写真2~4)。

  • 写真2 クジラの脊椎骨の化石(目盛りの単位はセンチ)
  • 写真3 クジラの脊椎骨の化石(写真2を別な角度から撮影)
  • 写真4 クジラの脊椎骨の化石(写真2を別な角度から撮影)

 河原には地層から洗い出された化石が転がっていることがあるので、下を向いて歩くのが良い。

(千葉友樹)