フィールドノート No.2259

 2024/12/13(金)

 ビワ

 12月13日(金)教室博物館の前には大きなビワの木の花が咲いていた(写真1)。ビワは中国南部原産の常緑樹で房総半島では18世紀に栽培が始まったという。花が冬に咲く数少ない植物のひとつで、花の蜜はミツバチやアブなどの昆虫やメジロやヒヨドリといった野鳥の貴重な食料となっている。

  • 写真1 教室博物館前に立つビワ。
  • 写真2 お昼前には少し気温が上がったためかニホンミツバチが訪れていた。
  • ビワ Eriobotrya japonica (バラ科)
  • メジロ Zosterops japonicus (メジロ科)
  • ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis (ヒヨドリ科)
  • ニホンミツバチ Apis cerana japonica (ミツバチ科)

(斎木健一)