フィールドノート No.2446

 2026/6/16(火)

 東京大学千葉演習林の生きもの

東京大学千葉演習林で調査を行った。私が当地で調査をするのは約3年ぶりだ。千葉県で最も良好な森林が残されている場所と思われ、調査には許可が必要である。

カジカガエル

岩の多い河原の渓流と、周辺の森林に生息するという。

実際に見つけた場所も、渓流沿いの林道であった。

雨の翌日だったこともあり、たまたま道に出てきていたのかもしれない。

    写真 カジカガエル

ヤマカガシ

赤と黒の模様を持つことが特徴だが、地域や個体によって色彩に変異があるようだ。

目立つ色にもかかわらず、意外と背景に溶け込むようで、自然下ではむしろ保護色になっているのかもしれない。

なお、毒蛇なので、不用意にさわったり、捕まえてはいけない。

    写真 ヤマカガシ

アワカズサオサムシ

房総半島南部の丘陵地に固有の昆虫である。夜行性で、昼間は倒木や落ち葉の下などに隠れていることが多い。たまに道を歩いている個体を見かけても、すぐに道脇の物陰に隠れてしまう。

今回はたまたま道脇の写真が撮れる場所で静止してくれたため、貴重なシャッターチャンスとなった。

    写真 アワカズサオサムシ
  • カジカガエル Buergeria buergeri (アオガエル科)
  • ヤマカガシ Rhabdophis tigrinus (ナミヘビ科)
  • アワカズサオサムシ Carabus lewisianus awakazusanus (オサムシ科)

(伴 光哲)