しょいこ【背負子】

 たくさんの木や荷物などを背負って運ぶための道具。二本のほぼ平行な縦木に三本の横桟を渡し荷を括りつけ,肩掛けで両肩に掛ける。背の当たる部分には縄や布を巻きつけて緩衝材とした。「しょっかた」などとも呼ばれる。荷物を運ぶ際に,地域によっては男が背負子,女は背負い籠と分かれていた所もある。横幅は,どこのものでもほぼ同じであるが,長さは地形などによって違う。
教師用解説