さおばかり【竿秤】
重さを量る道具。竿の先端の鉤で量る物を吊し,手で把手を持ち,ここを支点として他の一端にかけた分銅を秤が水平になるまで左右にずらし,その位置の目盛りを読む。小さな物から,米俵も量れる大きなものまである。重い物を計るときは二人が秤を担ぎ,もう一人が目盛りを読むという三人がかりでした。
尺貫法の重さの単位は,一貫は約3.75s,一匁は一貫の1000分の1で約3.75g。明治時代になると外国との交易からキログラムも使われだし,昭和34年に貫からsに統一された。
教師用解説