はしらどけい【柱時計】

 柱や壁に掛けて用いた時計。櫓時計〈やぐらとけい〉で用いられた和時計が,柱にかける形式になり,これを掛時計あるいは柱時計と呼んだ。明治六年に定時法が施行されると文字盤ケースに振り子をつけたボンボン時計が用いられるようになった。ゼンマイの動力で動くもので,ゼンマイを巻く必要があった。昭和40年代に乾電池によるクオーツ化が進み,振り子式の時計を見ることは少なくなった。
 
教師用解説