ておしいどポンプ【手押し井戸ポンプ】
手で取っ手を押して,地下水を汲み上げるのに使った金属製のポンプ。水道が引かれるまで飲み水を得ることは大変なことだった。近くの川から水を汲んできたり,井戸を掘った。井戸から水を汲み上げる方法には,撥釣瓶や滑車を用いた井戸車などがあった。明治時代以降は手押しポンプ,さらに動力付ポンプに替わった。昭和20年代後半から水道が整備されその姿を消しつつある。
教師用解説