ゆうせんほうそうでんわ【有線放送電話】

 電話機能と放送機能を持った地域内の通信手段。電話は交換手に相手の番号を伝え,交換手が相手を呼び出しつなげた。親子電話で5軒ぐらいが一回線になっていて,回線内では話している内容が聞こえた。放送は定時および非常時の放送が行われた。しだいに,一軒一回線になり,電電公社の電話回線との接続も可能となった。一般電話の普及が進みその数は減少したが,今でも非常用に使っている地域もある。
教師用解説