答えは、1番!
水害(すいがい)にそなえ、人びとはさまざまなくふうをこらしていました。これは「水屋(みずや)」といって、くらをかねた、ひなん小屋ともいうべき建物(たてもの)です。ふだんは米などの食べ物や服、きちょう品などを入れておき、水害(すいがい)があったときにはにげこめるようにしてありました。より高く土持ちをし、しかも2階屋づくりになっています。 利根川(とねがわ)下流域(かりゅういき、関宿町(せきやどまち)や野田市、栄町(さかえまち)など)には、水害(すいがい)時にひなんするための昔の水ぼうしせつ「水塚(みづか)」がのこっています。土をつんだ上に、母屋(おもや)やくらをたてる水塚(みづか)もあれば、土をつんだだけで建物(たてもの)はない水塚(みづか)もあるなど形はさまざまです。
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